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東大文系に合格する確率を上げるための受験戦略

最終更新日 2018/11/06 約6500文字

こんにちは、凡人です。

今回は東大文系に合格するための概観的な戦略を書きます。

おそらくこのサイトにたどり着いている人は東大入試に関する基本的な知識は持っていると思うのでそこは割愛します。

(全然知らないって方は「東大受験 形式」とかってgoogle 検索すればすぐ分かると思います。

まだ実際に過去問を見たことが無い方は赤本を買って実際に見るのが良いでしょう。

今回は個別の科目ごとの対策というよりかは、大きく見てどんな感じで点を取っていけばいいのかを説明します。

目次

  1. 東大入試の難しさ
  2. 目標にする得点設定の仕方
  3. センターの目標目安
  4. 二次試験の目標得点の目安と戦略
  5. ※個別の科目ごとの勉強法はコチラ

東大入試の難しさ

東大の難しいところ

科目の多さ二次試験の形式の独特さ

(文系理系問わず) です!

科目は本当に多いです。

(センターは国、数、英、社会2科目、理科基礎2科目

二次試験は国、数、英、社会2科目)

ちなみに文系で東大の次に難しいのは京大、一橋あたりだと思いますが

京大、一橋は二次試験で社会は一科目のみ、

早稲田や慶應は入試で必要な科目数は多くても3科目です。

二次試験に国、数、英、社会2科目が要求されるのは東大だけです。

やはり社会が2科目要求されるところが東大文系のかなりつらいところですね。

社会一科目をセンターで9割とれる状態までもっていくのと、

二次試験で60点中40点くらい取れる状態までもっていくのとでは労力が比べ物にならないですからね…。

社会はかなり時間が取られます。

(後述しますが、東大の文系入試において社会2科目で差をつけられないようにするのはかなーり重要です。)

また、文系の悩みとなるのが数学です。

私も苦しめられました。

東大文系の入試において数学を捨てて合格することは、

他の科目がめちゃめちゃ出来るとか、その年の数学がムズすぎて合格者平均点が80ほとんど点中で15点だった、

とかじゃない限り不可能でしょう。

大門が4つしかない中でどれだけ点をかき集められるか、

というのも文系的にはかなりキツい形式です…。

特に最近の東大文系数学は

簡単で落とせない問題、少し難しい問題、捨てるべき問題

がうまい具合に混ざっており、点差が付きやすくなっているので数学はちゃんとやらないとダメですね…。

二次試験の形式の独特さについては、練習あるのみですね。

特に英語や社会系の科目は、

よほどの力がある受験生を除いて(例えば英語がネイティブ並みに出来るとか)、

普通の受験生は事前に練習して形式になれていないと合格に必要なだけの得点を取ることは難しいでしょう。

科目の多さと二次試験の形式の独特さから分かると思いますが、

東大入試は入試本番でしっかり得点するにはやらなきゃいけないことが多いです。

やらなきゃいけないことが多いということは、

それだけの勉強量が必要になってくるワケです。

だからこそ東大入試は難しいのです。

目標にする得点設定の仕方

東大入試は受験者の点数が団子状態になります。

あと2点で落ちた、とかはザラで、0.1点で落ちたって人の話も聞くくらい受験者の点数の差が付きにくいです。

(予備校で浪人してた人でこんか感じの人かなり多かったです。)

ボーダーライン上の受験生は、

入試本番の緊張状態で普段はしないようなミスをする可能性がある中で

いかにして合格最低点を割らないようにするかを考えなければならないでしょう。

※個人的には東大模試でA判定を取っていて冊子に名前が載っていたとしても、

東大入試ではボーダーライン上にいると考えるべきだと思います。

河合と駿台の東大模試で、毎回、文系全体で2桁台の順位を取れていて、どの科目でも偏差値が60を下回ることが無い、

というレベルになって初めて安心して受験が出来るくらい、

東大の入試では油断が出来ない=何があるか分からないものだと思います。

センターも二次も、どの科目で点数をどのくらい取るのかを決めておくことが重要です。

私がおススメする目標にする得点設定の仕方は、

目標を一つに決めてしまうのでは無く、3段階に分けて点数を考えることです

私は

最低」、「普通」、「理想」の3つに分けて目標とする点数を考えていました。

「最低」は、何としてでも取らなければいけない最低ラインの点数、

「普通」はいくつかミスをすることが前提で、通常のパフォーマンスなら確実に取れる点数、

「理想」はミスなどがなく、うまくいけばとれる点数、として分けていました。

例えば私の浪人時の場合、センターはセンター利用で私大をとることも考えて、

「9割は割らないようにしたいな~」と思って「最低」753点、「普通」810点、「理想」830点としていました。

(753点は現役時の点数です。この点数でも足切りは突破できるので、まだ二次試験で戦える点数だろうと思い設定しました笑)

この方式のいい所は、

本番でミスがあったとしても「最低」さえ超えれば大丈夫だ、と自分に言い聞かせることができ、

パニックになることを防いでくれるところです。

これは受験勉強以外のことにも通じることですが、

本番で完ぺきなパフォーマンスが出せることは滅多に無く

本番は練習で出せた最高のパフォーマンスの8割~9割程しか出せないことが多いと思います。

仮に完ぺきなパフォーマンスが出来るとしても、

万が一ミスをしてしまった時のことを想定しておいて、

ミスが起きても大丈夫な状態にしておく

に越したことはないでしょう。

頭で一度、考えられるミスをした時にどうやってそこから挽回するかをシミュレーションしておくだけでも違うと思います。

言い換えると多少のミスはしても受かるぐらいの力を普段の勉強でつけておかないとね

って話です。

受験には運も必要ですが、同時にかなりの程度までは実力でどうにか出来るものでもあり、

(個人的には受験は運3割、実力7割くらいで決まると思ってます。)

自分の出せるベストなパフォーマンスだけを考えて、

それでギリギリ受かる状態で受験してしまうのは受験を運に任せっきりにしていることと同じです。

現役時の私は完全にこの状態でした。

最後の最後はみんな運に任せることにはなりますが、

運に頼る割合、正確に言えば運に振り回される割合を少しでも少なくするように普段から勉強すべきでしょう。

センターの目標目安

センターは、先ほども書いたようにセンター利用で私大をとることも考えて

9割はとりたいところです。

ただ、現役生は厳しいかもしれないので

東大一次試験合格者平均点(足きり突破した受験生のセンター平均点)くらいを目標にすると良いと思います。

東大受験において

センター試験は110点に圧縮されるのでセンターにそれほど力は入れなくても良いという考え方はよくありますが、

私はこれは半分正しく半分間違っていると思います。

(又聞きしただけなので、文脈を無視して批判してしまっているかもしれません…)

センターの段階で90点差をつけられても圧縮されるために差は11点しかつかないので、

確かにセンターで失敗してしまっても足切りさえ突破すれば二次試験でまだ挽回するチャンスはあります。

東大がセンターを圧縮するのはセンターではなく二次試験を重視しているからだ、というのも正しいとは思います。

しかし、先ほど書きましたが、

東大入試は受験者の点数が団子状態になり、

数点差で落ちることもよくあるくらい

受験者の点数の差が付きにくいです。

仮に一次試験合格者平均点より50点ほど下回ったものの足切りは回避した、という状況を考えましょう。

数点差で落ちることがよくある入試において、二次試験のスタート時に6点くらいビハインドの状態にいる、

というのは厳しい状況ではないですか?

また、センター試験の点数が低い場合、センター利用で私大の合格をとることが出来ず、(東大だけ受ける場合は良いですが)

東大の二次試験の直前期という(現役生は特に成績が一番伸びる)重要な時期に私大を受けなければならなくなります。

センターは大失敗しただけで私大に簡単に受かる実力があるならまだ良いですが、

実力的に微妙な大学を受ける場合、

過去問を解く時間、実際に試験を受けに行く時間と、40日という短い直前期のうちのかなりの時間が取られてしまうのです。

また、受かるか微妙な大学を受験した場合、合格発表が気になってしまって集中出来ず

本来の目標である東大に受かるための勉強が妨げられてしまう可能性も十分にあります。

二次試験での得点における面、精神的な面から、センターで私大のセンター利用が取れるような高得点を取っておくに越したことはないです。

ただ、センターの対策と二次の対策のどちらに重きを置くかを考えた場合、東大に受かるためには

二次でしっかりと点が取れる状態にしておくことの方がより重要なので、二次を優先すべきだとは思います。

これは東大だけ受けるのか、それとも私立も受けて私立が受かったら私立でも良いのか、とか浪人出来ない状況で後がないのか、とか

色々と個人個人で状況が違うでしょうから最終的には自分で判断しないといけませんね。

当たり前ですが。

二次試験の目標得点の目安と戦略

二次試験では、センターも含めて合格最低点+30点くらいを「普通」の目標に設定できるくらいの学力があると良いと思います。

お恥ずかしい話ですが私の場合、現役時は東大文一の過去5年ほどの合格最低点を平均した値を目標にしていました。

浪人時は失敗をもとに、

東大文Ⅰの過去5年ほどの合格最低点を平均した値+30点を「普通」、+10点を「最低」+50点を「理想」に設定して、

「理想」の点数を取るつもりで最初の方とかやってました。

センター100国語80英語80数学60日本史45世界史45、計410くらいを「理想」としてやってましたね。

(結局、文二に志望を変えたり、途中ガス欠で勉強サボったりしましたが、

最初の目標を高く設定していたおかげで文二に合格することができたと思います。

実際、浪人時の二次試験では自身があったのですが、数学で問題の設定を間違えていて20分くらい時間を無駄にしてしまうというミスをしてしまいましたし

本番は何があるか分からないので高めに目標を設定したほうがいいと思います。

受験し終わったあとは「合格最低点+40点くらいいったわ、キタコレ!!」とか思ってたんですが

フタをあけたら最低点+10点くらいで「普通」にすら届いていない成績だったので、高めに目標を設定しておいてよかった…と思いました。

(単に私の自己分析能力が欠けていただけかもしれませんが笑)

東大本番体験記の記事はコチラ。

東大文系の二次試験で一番重要なことはバランスだと思います。

中には、何か1科目だけ突出して出来る受験生で、その科目で稼いで差をつけて逃げ切ればいいと考えている人もいるかもしれません。

しかし、1科目突出型は

その年の入試でその科目の難易度がそこそこ難しかったら合格可能性はグッと上がりますが、

その科目が簡単で差がつかないような問題だとかなり危うくなります。

要はギャンブル的な要素が大きくなるリスキーな戦略だということです。

もし一科目だけ極めようとしている受験生がいるならやめた方がいいと思います。

あるいは既に一科目かなりの実力がある科目が既にあるなら、

それはあなたの大きな武器になるので実力が落ちない程度にしつつ、苦手科目に時間を回すべきです。

科目間に得意と苦手の差が無いのが理想ですね。(全部得意みたいな状態)

科目間の得意不得意の差が小さく、どの科目でも人より少し取れるなら、

どんなタイプの出題形式になったとしても全体と大きく差をつけられたり、稼ぎどころで稼げなかったりすることが無いので、

稼ぎどころが1科目突出型よりも多い、と表現した方が適切かもしれません。)

実力が反映されやすくなります。

苦手科目と得意科目の差をなるべく小さくするか、

それが難しくても苦手科目を他でカバーできるようにしておく勉強が必要です。

これは、一見、1科目突出型を推奨しているようにも聞こえますが、

先ほども書いた通り、1科目突出型はリスキーなので、

苦手科目は多くても1科目だけにしておいて、最低でも東大模試で偏差値が40下回らない程度にしておくべきだとは思います。

すこし話がズレますが、個人的な経験をもとにして書くと、

東大模試では数学と英語が難しく、この2科目は出来る人と出来ない人の差がめちゃめちゃつきやすい一方、

社会や国語は問題が難しいのは同じなのですが点が取りづらい形式で差がつかないため、

数学と英語が出来る人はA判定が貰いやすいです

逆に国語や社会で稼ぐのは厳しいと思います

東大模試は、英語なんかは本番に近いものになってきてはいると思いますが、

例えば、駿台の文系数学なんかは極端に本番よりも難しいことが多く、問題の形式は同じでも完全に東大入試本番を再現できているとは言えないでしょう。

日本史なんかは東大模試と本番は全くの別モノと考えるべきでしょう。

そのため東大模試でA判定を貰っていても、英語あるいは数学の1科目だけに頼っているタイプは結構危ないと思います。

もちろん、東大模試の結果があてにならないと言っているのではないです。

実際、英語と数学が出来る人はかなり有利になるとは思います。

1科目突出型はA判でも、もしかしたら…の可能性がバランス型より高いよ、ってことです。

バランス型を目指すのは、書くのは簡単ですが、実際やるとなると結構大変です。

簡単に言うと全部満遍なくやりましょうってなるんですが…(笑)

英語、数学は社会や国語よりも、東大模試ほどではないにせよ差がつけられやすいことは事実なので、

もし東大模試で偏差値が40を切っているなら早急な対応が必要でしょう。

かなり難しいですが全科目で東大模試で偏差値60以上取ることを目指してやってれば自ずとバランス型になると思います。

現役生で全科目バランスよく点を取るのはかなり難しいと思います。

現役生は時間が足りないケースがかなり多いと思いますが、

そういう場合は社会2科目のうちのどっちかにかける時間を削るしかないと思います。

そういう点では社会2科目を安定させられる時間のある浪人生はかなり有利ですね。

(1回失敗して1年間また勉強してるので有利も何もないですが笑)

地理に関してはどのくらいの点が取れるのかは分からないんですが、個人的には社会2科目で合計80点取れるとかなり良いと思います。

社会科目は国語や数学に比べて得点が安定しやすいので社会でしっかり取れる力があると安心して試験に臨めます。

安定する、という点で言うとやはり英語ができるのもかなりの強みになります。

英語に関してはむしろ社会よりも点差をつけやすいとも言えます。

英語も80/120くらいが現実的に目指せる実力があると良いでしょう。

社会と英語が重要かのような印象を与える書き方をしてしまいましたが、

結局は総合力が重要です!運任せになる確率を少しでも減らすためにバランス型を保って総合力を底上げしていく勉強をしましょう!!

かなり長くなってしまったのですが思うところはほとんど書いたと思います。

まあ、受かれば何でもいいって話はあるんですが、私が考える運に左右されづらくなる方法をしっかり書いたつもりです!

ほんと偉そうに書きまくってゴメンナサイ。

書くのはかなり簡単ですが、実行するのはかなり辛いです

。ここまでしっかり読んでくださった方、本当にありがとうございました。辛いと思いますが頑張ってください!!

※個別の科目ごとの勉強法はコチラ

英語「現役東大生が東大英語勉強法/参考書を全て公開(25000字)」 

・古文漢文「 【古文漢文】東大国語で79点の勉強法を公開(10000字)」

数学「 【東大文系数学】東大模試から本番までに51点上げた勉強法」

センター数学「【センター数学】文系でもⅠA 93点、ⅡB90点取れた勉強法

世界史「【世界史】東大で44点センターで98点取れる勉強法(15000字)」

・日本史「【センター日本史98点】東大合格者の勉強法とおすすめ参考書」

凡人。

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