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【世界史】東大で44点センターで98点取れる勉強法(15000字)

最終更新日 2018/10/26 約15000字

どうも。凡人です。

今回の記事では世界史の勉強法とおススメの参考書を紹介します。

世界史に関しては

浪人中に大きく点を伸ばすことが出来たので、自信のある科目です!

センター世界史では98点(100点満点中)、

東大本番では44点(60点満点中)もの点数を取ることが出来ました。

また、東大模試においては世界史で全国100番を切ることもできました

どのようにして点を伸ばしたのか、

世界史を勉強するうえで注意するべきことはなにか、

などをセンター世界史と東大世界史の両方から考えて書きます

東大以外の大学の二次試験で世界史が必要な受験生、

センター試験だけを受ける受験生でも使える情報だと思うので

是非読んで頂きたいです。

目次

※目次はつくりましたが出来れば最初から読んで欲しいです!!

私の世界史の成績

浪人中に大きく点を伸ばすことができた、

と書きましたが実際にどのくらい伸びたかを書いておきますね。

(東大模試中心の話が多いので

東大志望でない方にはわかりづらいかもしれないです)

まず、現役時に受けた河合塾の東大模試の世界史の成績は……

第一回

12/60!!!

偏差値40.5! 

第二回

23/60点!!!

偏差値46.7

センター試験本番の成績は

88/100!

そして東大本番の成績は…

22/60点!!!!!

まあ分かると思いますが

世界史は現役時に一番足を引っ張りました。

それが浪人してどうなったかというと…

第一回河合塾東大模試

40点!! 偏差値68.0!!(ちなみに順位は100番台でした)

第二回河合塾東大模試

34点!! 偏差値57.7!!

第一回駿台東大実戦模試

32点!! 偏差値69.5!!

(ちなみに順位は100番以内でした)

第二回駿台東大実戦模試

…たしか30点!! たしか偏差値60後半くらい!!

うおおお、伸びている!!

自画自賛してしまいましたが結構伸びたと思います。

ハイ。

センター試験本番の成績は98/100!!

センター試験では世界史にかなり助けられましたね~。

そして、東大入試本番本番

44点!!

なんと、ミラクルなことに現役時にとった点数の

二倍の点数を浪人時の本番で取ることが出来ました!

(元の点数がひどすぎるだけという話ではありますが笑)

以上が私の世界史の成績です。

1年間コンスタントに点を伸ばして行けたなあ、という印象です。

ただ、正直特別なことはしていませんし、

誰でもこのくらいの点数なら取れる

ということを伝えたいです。

暗記することと時間をかけることの重要性

世界史の勉強法は暗記です。

暗記。

それ以外何も必要ないです。

根性で暗記しましょう。

これで世界史の勉強法については以上となります。

さすがにウソです。

ただ、半分本当です。

当たり前ですが世界史はまず第一に暗記が必要です。

東大の第一問の大論述であろうが

中論述であろうが

センター世界史であろうが、

基本は

「解答に必要な知識を知っていないと問題は解けない」

ということです。

大論述、中論述とセンターで違うことは、

大論述や中論述では

「自分が既に知っている知識の中から

いくつかの要素を選んでつなげて答えを書く」

のに対して、

センター試験では

「選択肢から間違っているものを選んだり

単純に穴埋めをしたりするなかで

一問一答的な知識の確認を行う」

ところにあります。

ただ、いずれも

「聞かれ方の難しさの違い」

「記号選択式と記述式という形式の違い」

などがあるだけで、

どの問題でも

そもそもの知識が無ければ

自分の頭でどれだけ考えても答えは出ません。

逆に言えば

その問題に必要な知識さえ知っていれば問

題に正解する可能性は限りなく高くなる、

ということです。

これは世界史だけではなく

日本史のような暗記系の科目でも言えます。

当たり前のことかもしれませんが

暗記すること無しに世界史で点を取ることは不可能です。

そして世界史では

覚えなければならない知識量が本当に多いです。

色んな勉強法の情報にあふれている時代ですが、

世界史では暗記が必須であり、

その分それなりの時間をかけないと点が取れない、

という事実は結局どの勉強法でも変わらないところだと思います。

効率的な勉強法はあるとしても、

本当に気が遠くなるくらい暗記するべき量が多いので、

時間をかけることを惜しまずに勉強することが

世界史の点を伸ばす一番確実で失敗しない方法でしょう

やり方さえ間違わなければ

やった時間の分だけ点数は伸びていきます。

(どの科目にも言えることですが)

センターで安定して毎回9割取る力をつけるだけでも

大変な労力と時間を暗記に費やす必要があります。

「効率的に」「短時間で」

というワードは世界史を勉強している

or

これから勉強する受験生

にとっては魅力的な響きだと思いますが、

現役時と浪人時を比べて私が感じたのは、

東大レベルの試験では

時間をかけて暗記しなければ

安定して点を取ることは出来ないということです。

一発、ワンチャンスにかけて手を抜いて勉強する

(現役時の私のようにせざるを得ない状況にある人もいるでしょう。)

のも一つの選択ですが、

運任せではなく実力で受かる確率を

少しでも上げていきたいなら、

苦労して時間をかける必要があるでしょう。

現役時の私は

世界史以外の科目に時間を割かざるを得ず

(科目ごとの優先順位をつけて世界史が後回しになっていました)

世界史に時間を費やしていなかったために、

ほぼギャンブルの状態で試験を受けました。

センター直前や東大二次試験直前でも、

第二次世界大戦あたりから現代史に関しての知識はスカスカのままでした。

センター試験はマーク式ということもあり

勘で偶然正解したところもあって88点という

それなりの点を取ることが出来ましたが、

やはり人生そう甘いものではなく、

東大本番では22点しか取れませんでした。

(22点という点数を見てもらえれば分かると思いますが、

実際は知識がスカスカな部分は現代史だけではなく、

多くの範囲で不安なところがあるまま試験を受けました。)

何が言いたいかというと

本気で東大を受験するような受験生なら

「知っているところから試験問題が出ることを望む」

のではなく

「どの問題が出ても大体は知っている状態にしてないといけない」

ということです。

そのためには

「効率的に」とか「短時間で」

というような楽をしたい気持ちを一旦置いて、

暗記を頑張るべき

だと私は思います。

アッと驚くような魔法のような勉強法を期待していた人には申し訳ないですが、

私のとった方法はシンプルに言うならば

時間と労力を費やして覚えまくる」

という方法

になってしまうでしょう。

私は凡人なので凡人なりの泥臭い方法しか紹介出来ません。

すいません。

今回私が紹介する勉強法は、

決して

「時間がかからず、楽に世界史で点が取れるようになるための方法」

ではありません。

私が紹介するのは

「辛いし、時間も必要だし、嫌になるけど、

忍耐強くやって、

最後までやり通せば点は必ずついてくる方法」

です。

センター世界史で98点、東大世界史で44点取ったのも、

ある程度の時間に裏打ちされたもの

だと思ってこの先を読んで頂けると幸いです。

暗記について

暗記と一口にいっても

暗記には色々なレベルがあります

例えば、「オットー1世」という単語を覚えるとしましょう。

まず低いレベルとしては、

とりあえず「オットー1世」という

単語のみを覚える暗記があります。

次に

『「オットー1世」は962年に教皇から帝冠を授けられ、

神聖ローマ帝国の皇帝となった』

のように単語のみではなく、

の単語に付随した情報を1,2個覚えると、

レベルが少し上がった暗記になります

次に『「オットー1世」は962年に教皇から帝冠を授けられ、

神聖ローマ帝国の皇帝となった。

彼は聖職者の任免権を確保して

協会組織を王権の統制下に置く帝国教会政策をとった。』

のように

さらに付随する情報を何個か覚えると

より暗記のレベルが高くなります

最終的なレベルとしては、

「オットー1世」という単語に付随する情報を覚えるだけでなく、

「オットー1世の戴冠とカールの戴冠との比較」

など他の単語の知識とのつながりを持たせて覚える暗記があります

要は一つの単語や一つの知識に対して、

より広がりを持たせる暗記の仕方になればなるほど

(付随する情報量が多くなればなるほど)

暗記のレベルが上がるわけですね。

ここではオットー1世という人名に関しての暗記レベルについての話ですが

別のケースで言うと、

条約や法、制度、重要な概念などについては

その単語だけではなく、

その単語が指す内容や背景も一緒に覚えると暗記レベルが上がります。

例えば「審査法の内容はどのようなもので、なぜ制定されたのか」

や「重商主義とは何か」

や「ナショナリズムとはなにか」

などです。

制度、重要な概念については暗記というよりは理解に近いかもしれません。

単語のみの暗記で精一杯になってしまって、

この次元での暗記が出来ないと、

センター試験で点は取れても東大の二次試験で点を取ることは厳しいでしょう。

浪人時の勉強で感じたことですが

現役時は

抽象的な概念に対する理解がかなり不足していた

と思います。

このように暗記といっても

程度は様々あるわけなのですが

、世界史の学力を向上させるためには、

一つの単語に対して知識を増やしつつ、

他の知識との結びつきやつながりを持たせること

が本当に重要だと思っています。

よく言う

「世界史は一問一等的な暗記だけではなく、

歴史の流れを意識して暗記するようにしよう」

というのも、

ある一つの知識に対して

他の知識との結びつきやつながり

この場合は歴史の流れ=時系列や因果関係を軸に知識同士を結び付けている)

を持たせること

の一つのやり方だと私は考えています。

他にも文化や地域同士の比較

(例えば古代ローマと古代ギリシャの政治形態の違い、など)

も一種の結び付け方でしょう。

知識と知識とを結び付けつけることを意識しながら

暗記をすることにはメリットがあります。

多くの知識を結び付けることで

一問一答形式で覚えるよりも、

その知識に対するとっかかりが多くなり、

その知識を思い出しやすくなります。

イメージ的には

「一問一答形式で覚えた知識」は「一路線しか通っていない駅」のようなもので、

その路線が使えなくなると駅の機能が停止してしまうように、

一つのとっかかりを忘れてしまうと知識を引き出すのが難しくなります。

逆に

「多くの知識を結び付けて覚えた知識」というのは

「何路線も通っているターミナル駅」のようなものです。

たとえ一つの路線が使えなくなったとしても、

他の駅から別の路線を使って迂回してきて駅にたどりつくことが出来ます。

ひとつのとっかかりを忘れたとしても

別の方向から攻めることが出来て思い出しやすくなるということです。

初めて暗記をする際や記憶のあやふやな部分を覚えなおす際に、

必ずどの知識についても他の知識と結び付けていくようにすると、

様々な駅と駅を何本もの路線でつなげていくように、

最終的には

巨大な交通網のような独自の知識の体系が出来上がります。

巨大な交通網が完成していると、

センター試験のような単純な一問一答形式の問題でも記述式の問題でも、

ず答えに必要な知識に近い一つの知識を頭に浮かべることが出来れば

、一つのターミナル駅から他の駅へ移るように

駅と駅の乗り継ぎを繰り返して、

正解に必要となる知識へと連鎖的に記憶を思い起こすことができ、

答えによりたどりつきやすくなるわけです

駅と駅とを結ぶ路線の数が多ければ多いほど、

問題がどんな形式で出題されたとしても

何も答えを書けないで終わってしまう確率が下がっていきます。

(受験全般で使える暗記についてのコツを書いた記事も

書いたので暗記について詳しく知らいたい方はコチラを)

東大生が教える記憶力を上げる効率的な暗記の方法

と、ここまで暗記の方法について書いているのですが、

自己矛盾を招くようなことを今から書きます(笑)

世界史の暗記について

「一問一答で暗記だけしても意味がない」

とか

「教科書を最初から読んで覚えようとしても非効率的だ」

などといった、暗記についての方法がネットを探せば沢山出てくると思います。

これらの意見は一理あるとは思います。

ですが、

これらの情報にあまりとらわれすぎない方が個人的には良いと思ってます。

正直、

いろんな人が色んなやり方で世界史の知識を覚えることが出来ているので、

単語や語句を覚えるという行為自体は

根気さえあればどの方法でも達成できるもので、

語句を覚えるのにかかる時間はどの方法でも大差無い

のだと思います。

(実際に時間を計った訳ではないので

本当にそうかは分かりませんが、

逆に言うとどのやり方が効率的で時間がかからないのかどうかも

確かめようが無いわけです。

なので最初から効率性を求めすぎず、

とりあえずやってみて覚えてみる、

という姿勢が重要だと思います。

理由をつけて

暗記に時間を割かないことが

一番危惧すべきことです。

まあ現役時の私のことなのですが笑

そういう意味では私がここに紹介している勉強法も一種の方法に過ぎないです。

まあ、一問一答を使うのでも良いし、

教科書を読みこむのでも良いし

結局は覚えればいいでしょう。

(※一問一答的な暗記しかしていないと点が取りづらいよ、

ってだけで一問一答の問題集を使うことには全く反対していません。

むしろ一問一答の問題集は

単語をサッと暗記するには非常に便利だと思います。)

単語を覚えることは沢山の駅と路線を開拓するのと同じことです。

まず、自分がどんな交通網、

つまりどんな知識の体系を最終的に作り上げなければいけないのかは

意識する必要があるでしょう。

これは志望校の出す問題形式によって変わってきます。

例えば、

一般的には私大の世界史では

多くの細かい知識を沢山覚える必要がありますが、

東大は、細かい知識を沢山覚えるよりも、

より知識同士のつながりや

歴史を大きく見る目を養うことが重要になります。

私大の世界史では広

範囲に駅を沢山開拓する必要がありますが、

東大では、駅の数よりも、

駅と駅同士を結ぶ路線の数の方が大事になってくるということです。

(センター試験でも

東大でも私大と比べて細かな知識が必要ないというだけで

相当な知識量が必要です。)

自分の受ける大学の試験の形式はどのようなもので、

どんな知識が要求されるのかを予め知っていなければ、

沢山覚えたのは良いけど試験で使えない知識ばっかりだった、

となってしまうことがあります。

そのため

過去問演習やネットなどでの情報収集がかなり大事になってくる

ワケですね。

情報を集めて

自分が作るべき交通網、知識の体系のイメージがぼんやり持てたら、

あとはそれを意識しつつ

ひたすら暗記していけば良いでしょう。

知識の体系を作っている途中で、

「もっと別の知識の体系をつくらなければいけない」

と思ったら臨機応変に変えていけば良いだけです。

そういう意味で、

自分がしっかりと志望校の問題に対応できる

知識の体系を作れているかを判断するために有効なのが、

模試や過去問でしょう。

模試を使いつつ軌道修正を繰り返しながら、

目標とする知識の体系を

試験当日までにどれ程作り上げられるかが重要です。

そこを踏まえると、

「どの参考書で」とか「どんな方法で」とかは

重要ではないとは言いませんが、

それらはあくまで駅や路線をつくる作業方法を考えていることでしかなく、

肝心の駅や路線の工事自体は行われていない訳です。

もちろん、

「今までの工事方法よりも良い方法がありそうだ」

とか

「もっと効率の良い工事方法はないのか?」

などと考えて情報を探すのも悪いことではありません。

(そういう目的で

この記事を読んでくださっている方もいらっしゃるでしょうし、

事実、この文自体が工事方法の説明に他ならない

という矛盾もあります。)

言いたいことは

勉強の仕方だけで頭を一杯にしないで欲しい

ということです。

ここまで読んで頂いた方は

「じゃあ何でお前さっき暗記の方法書いたんだ?」

となるでしょう。

これはセンター試験と東大の試験において、

先ほど書いた知識と知識を結び付ける暗記の方法が、

これらの試験に対応するために必要な

知識の体系に直結しているからだと思ったからです。

センター試験や東大の試験で

高得点を取りたいと切実に思って

この記事を読んで頂いている方が多いだろうと思ったので、

書いておいたという次第です。

苦しい説明になってしまったかもしれませんが、

想像以上に長くなってしまったので次の項目に移ろうと思います。

記述形式の問題の考え方と対策法

記述形式と一口に言っても、記述問題にもレベルの違いがあります。

一番簡単なものは文字通り問題形式が記述式なだけで、

一問一答的な対応を文字で書けばいい問題でしょう。

例えば

「11世紀ごろの中世ヨーロッパにおいて、

農業技術の改善の一つとしてある農法が多くの地域に普及した。

その名称を答えるとともにその方法を80字以内で説明せよ。」

という問題であれば

すぐに答えが

「三圃制」で「三圃制の説明をすれば良いのだ」

と分かるでしょう。

それよりもレベルが高い問題は、

ある知識とある知識の関連や比較が必要な問題や、

どの知識が問題の解答に必要なのかがすぐには分からない問題、

完答するには複数の知識が必要な問題でしょう。

例えば

「アケメネス朝とアッシリアの

被征服民に対する扱いの違いを80字以内で説明せよ」

など。

この問題では

アッシリアとアケメネス朝で

それぞれ被征服民に対して

どのような統治方法がとられたのかを

知っていなければ解けないです。

このように記述式とはいっても問題のレベルは様々あるわけで

一口に「記述式の問題が出来ない」といっても

それは単純にもともとの知識不足で簡単なレベルも解けないのか、

もしくはセンター試験で9割近く取れる知識はあるが、

知識の関連や比較が苦手で点がとれないのか、

など個人個人で状況が大きく変わってきます。

ただ、まず言えるのは

基礎的な知識が無い段階で

記述式の問題が解けるわけがない

ということです。

当たり前ですが知識が無いと問題は解けないです。

これは、ある知識とある知識の関連や比較が必要な問題や

どの知識が問題の解答に必要なのかがすぐには分からないような

レベルの高い問題でも同じです。

では

「センター試験で最低でも8割解けるほどのレベルが無いなら

記述形式の問題演習をするべきではないか」

というと私はそうは思いません。

なぜなら多くの受験生にとっては

センター試験レベルの単語を一通り覚えてから、

過去問演習などもしなければいけない中で、

記述形式の問題の演習をする時間は無いからです。

とっても出来る人を除いて

大抵はセンターの知識を一通り覚えるのでも精一杯で

記述式の問題の練習はほぼ過去問演習だけで終わってしまい

十分に記述形式の問題の訓練が出来なかった

という状況が多いと思います。

そこでおススメしたいのが

記述形式の問題を知識を覚えるためのツールとして活用する」

という方法です。

まず、過去問でも市販の問題集でも塾や学校のテキストでも、

とりあえず何でも良いので記述形式の問題を解きます。

(問題を解く段階は、

例えば古代イスラームなど、

ある程度の範囲を決めて、

教科書や参考書を何回か読んで、

その範囲の単語をぼんやり覚えたくらいが丁度良いです。

まったく覚えていない状態だと、

後述するように知識の確認として

記述形式の問題を利用することができないので

あまりおススメはしません。)

まず問題を解く際、初めは自力で考えます。

自力で考えて答えが書けそうなら

自分の言葉で文字数の制限などをきっちり守って解答を作りましょう。

(ノートやルーズリーフなど解答を残せるものに書いておきましょう。)

なお5分ほど考えても全く答えが出ない場合は

諦めてさっさと答えを見て確認しましょう。

実は、

この自力で書くという過程がかなり大事です。

ここで必ず、手が止まってしまう箇所であったり、

知識があやふやな箇所、

理解が出来ていなかったりする箇所が出てくると思います。

これらの箇所は自分が出来ないところ、

弱点を示してくれるものです。

いわば、

まだ開拓できていない駅(知識)の存在や、

新しい路線(知識と知識の結び付け方)の存在を

新たに示してくれているワケです。

に初めに解いた時点で解けた問題に関しては

その問題に必要な知識や知識の体系が既に出来ています。

入試では

「この駅(知識)知ってますか?

この乗り換えルート(知識と知識の結び付け方)知っていますか?」

と聞かれるわけです。

ですので

出来なかった問題は積極的に覚えるようにして、

自分の交通網(知識の体系)をどんどん広げていって、

入試で聞かれた際に対応できるようにしておこうというわけです。

解けた場合でも解けなかった場合でも

必ず模範解答を確認しましょう。

なぜなら時々「これは確実に出来た」

と思った問題でも模範解答を見ると

書くべき要素が足りていなかったり、

自分の解答が的外れなことを

書いてしまっている場合もあるからです。

模範解答を確認したら、

解いている最中に不安だった箇所やあやふやな箇所、

また解答に必要な知識が書いてある部分について

教科書、参考書、資料集、用語集などを読んで

理解を深めていきます。

(正解していた場合でも

実は教科書や参考書などに

今まで知らなかったことが書いてあることに気づくかもしれないので

正解していた場合でも、

この作業を行うと良いでしょう。)

理解を深めたら、

その解答に必要だった知識、

知識の使い方やつながりを

キーポイントとして

ートやルーズリーフに書き込んでいきます。

なぜわざわざ書くのかというと、

自ら書いてまとめることで、

その問題を解くうえで重要だった知識や

知識のつながりを理解することができ

記憶に残りやすくなるのと同時に、

まとめたノートなりルーズリーフなりを見直す時に

問題の復習が容易になるからです。

(この際、

私は教科書を2つ使うことで

2つの視点から歴史事項の記述や解釈について確認していました。

同じことでも2つの教科書では全く異なる記述がなされていることが多く

歴史事項の理解に非常に役に立ちます。

割とおススメです。)

また、問題に関連する事項で不安な部分を

問題のキーポイントと一緒に確認してまとめておくと、

その問題を復習する時に

復習できる範囲が増えるので

これもおススメです。

問題の答えを確認するだけではダメなのか

という意見もあるだろうと思いますが

解答を確認するだけでは、

それこそ一問一答のように

一つの問いに対して一つの答えを覚えるだけになってしまい、

知識の広がりや理解の深まりは起こりづらいでしょう。

答えを自らまとめるには相応の時間がかかりますが、

真面目にやれば

必ず自分の知識の体系が広がっていきます。

記述の問題はあくまで、

自分の理解や知識体系の形成の

キッカケに過ぎないということです。

試験でどんな問題が出ても答えられる、

もしくは自分が答えられない問題は誰も答えられない、

というくらいにまで知識の体系を広げることが出来れば

世界史はかなりの得点源になります。

センターでも東大でも世界史の試験では、

数学のように実力があっても大失敗するようなことはほぼ無いです。

にかく、

自分の知識の体系を広げて、

知識と知識を結び付ける網目の密度を濃くしていくことを意識して

記述形式の問題演習に取り組むことをオススメします。

一度解いてまとめた問題は定期的に復習しておきましょう。

↓これは記述問題のノートの一例です。(浪人時の実際のノート)

これ、実は東大の試験で全く同じ問題が出たんですよね。

これは単なる偶然ではなく、

やはり普段から知識の結び付きを意識して

知識の体系を広げるように勉強してきた結果

だと思っています。

しっかりと勉強すればこういうこともありますから

苦しいし辛いけど

頑張ってやれば必ず点は上がりますよ!

※記述式の問題を解くのに国語力は必要か?

この問いに関しての私の答えはノーです

教科書を理解できる国語力があれば、

あとは試験問題で聞かれたことを字数以内にまとめれば良いだけなので

国語力を重視する必要はほぼ無いです。

記述問題において重要なことは

国語力よりも問題の解答に必要な知識を知っているかどうかでしょう。

ただ、一応、東大の社会は制限時間にあまりゆとりが無い

(何回も解答を書きなおす時間は無い)ので、

字数制限を守って記述練習をすることで

字数の感覚を身に着けておくことは必要かなー、

とは思います。

大論述の考え方と対策法

※ここで言う大論述は東大の第一問を想定しています。

東大の世界史と言えば大論述ですが、

正直私は大論述用の特別な対策はあまりする必要が無い

と思っています。

5,6回過去問を解いて、

東大オープンや東大実戦で問題を解いてみれば

大論述の形式は分かると思うのでそれで十分でしょう。

ではなぜ記述形式と分けて大論述単体の段落を設けたかというと、

東大を目指す受験生の中に

この大論述にこだわりすぎている人がいるのではないか

と思ったからです。

大論述にはあまりこだわる必要も無いし、

イメージほど難しい訳ではない

と個人的には思っています。

まず東大の世界史の形式と配点から話します。

東大世界史は大門が3つに分かれており、

大問1が500字から600字に及ぶ大論述。

大問2が60字とか80字とかの中論述やちょっとした小問。

大問3が一問一答10問。

となっています。

配点はおそらく

(自分の点数や予備校の模試の配点から考えて妥当だと思うのは)

それぞれの大問が20点ずつという感じでしょう。

東大の世界史では

40点取れれば周りに差をつけられることはまず無いだろうと思うので

ひとまず例として40点を取ることを目標

に考えてみましょう。

まず

東大世界史で一番点が取りやすいところは

大問3の一門一答でしょう。

一問一答はセンターで9割必ず取れるくらいの実力があれば

10問中8問は解けると思うので16/20点は取れるとします。

次に第二問の中論述を考えましょう。

第二問の中論述は典型的な問題や一問一答的な問題も出るので、

問題の半分を完答して

部分点をかき集めて12/20点ほどは取れるとします。

この時点で28点なので、

大論述では12/20点取れれば良いことになります。

これから考えても分かるように

大論述では論点の半分と少しくらいの内容が分かれば

40点に到達できます。

決して大論述で18点とか満点とか、

高得点を取る必要はないという訳です。

取れるに越したことは無いですが

個人的には

制限時間の兼ね合いや解答に必要な要素の多さを考慮すると

大論述で取れる点数の限界は

16点ほどだと思った方が良いと思います。

まあ単純な話なのですが

大論述で18点を取ることを目指すよりも、

一問一答で20点、

中論述で16,18点

を目指す方が難易度が低く実現可能なので、

個人的には大論述の練習を何度もする時間があるなら、

その分の時間を知識の体系の拡大に使って

中論述や一問一答で点を取りこぼす確率を下げていくほうが良いと思います。

同じ点数でも大論述で稼ぐよりも

他の部分で稼ぐ方が現実的であることが、

大論述にこだわりすぎるべきではない理由の一つです。

また、もうひとつの理由として

大論述は大論述として考えるべきではない

と思うからです。

これはどういうことかを今から説明します。

大論述は確かに600字ほどの解答が要求されます。

ですが

論述には必ず長い問題文と8つほどの指定語句がついていますよね?

これはつまり

「解答欄は600字あって配点も20点分もあるけど、

ここに使って欲しい語句を並べたから

この語句と問題文をよく読んでヒントにして、

それに沿って答え作ってね」

という大学側からのメッセージなワケです。

指定語句が書いてあるということは、

この語句から連想して解答に必要なポイントを書け、

ということに他なりません。

「君の知識体系にこの語句とこの語句にまつわる、

この問題にふさわしい知識や知識の結びつきはあるかな?」

と聞かれているワケですね。

8つくらい指定語句があるわけですから

当然8つほど書かないといけないポイントやキーワードがあるはずです。

またそれらのキーポイントを頭に思い浮かべることが出来れば、

次のステップとしてパズルのように

書くべきピースがまだあることに気づきます。

つまり大論述は

一見するととんでもなく難しいものを

長い文章で書かないといけないように見えても

実は指定語句と問題文がヒントになっている

少し形が変わった

中論述の集まりでしかない

ということです。

なので大論述の出来というのは、

かなり中論述の出来に相関するものがあると思います。

もちろん大論述特有の大きな歴史観が必要な場面もありますが

実はそれも指定語句と問題文を頼りに、

まず中論述を解くのと同じように

回答に必要なキーポイントや書くべきことを箇条書きにして

下書きやプランをつくっていくなかで、

自然と見えてくるものなのです。

まず最初の10くらいで問題文と指定語句から、

中論述的な考え方をして解答の下書きを作り、

次の5分で下書きで書くべきところを埋めていき、

20分ほどで回答を書きあげます。

大体この一連の作業が出来れば安定して14点くらいは取れるでしょう。

(一応、世界史全体に費やす時間は65~80分として、

第一問35~40分

第二問25~30分

第三問5~10分

を想定して私はやっていました。

個人差はあると思いますが、この時間配分はおススメです。

あと解く順番は3→2→1でした。)

このように大論述は

実は中論述の集まりなので

大論述単体の演習を何度もするよりかは

いろんな範囲の記述形式の中論述の問題を沢山解いて

自分の知識の体系を広げるとともに

知識同士のつながりを深めて

知識の網目をより濃くしていくことが

大論述の得点向上、東大世界史の得点向上につながる

と私は考えています。

逆に言うと問題文を読んだ後

指定語句を見てピンとくる感覚が無く

解答の下書きをしても空白が多い場合は

大論述の点数は取れないということですね。

試験本番までに

自分の頭を指定語句に対して

何本かのアンテナがすぐに反応する状態にしておかないと

ダメなわけです。

大論述の形式について思うところは以上の通りです。

一応問題の内容についても触れておくと、

東大の大論述は

一地域の年代史(タテの世界史)か

同時期の世界情勢(横の世界史)

が出るパターンが多いと思います

そのため私は浪人中に

積極的にタテとヨコを意識して暗記を行っていました。

といってもこれはそんなに難しいことでは無く、

いろんな知識を覚える時に

(例えば中論述でまとめノートをつくる時など)

資料集の年表や、〇〇世紀の世界みたいな

ある年代で起こった歴史事項をまとめてあるページ

によく目を通すようにしていただけです。

後は、これは便利だなーと思った

資料集の地図や年表なんかはカラーコピーして

その部分だけを切り抜いて

教科書に張り付けていつでも見れるようにしていました。

また、これは結構重要なことなのですが、

この出題傾向から分かる通り

大論述では時代感覚がかなり大事になってきます。

そのため、

ある単語に対して

何世紀のものなのかが分かる

ようにしておく必要があります。

(19世紀から20世紀くらい以降は

100年単位ではなく10年単位くらいで

時代感覚を持っておくことが大事)

有名な出来事は年代を覚えておいて、

他の出来事は

その出来事を軸に時系列的に覚えておいて

何世紀の出来事なのかが分かるようにすると良いと思います。

あとは同じ年や近い年に起こった出来事

(なるべく沢山の地域にバラついていると良い)

同士をかたまりとして覚えておくのも良い対策になります。

例えば

「1402年には永楽帝が即位すると共に、

この年はアンカラの戦いがあった」

のように知識と知識を結び付けておくと非常に役に立ちます。

センター世界史の対策

センター世界史の対策についてですが、

今まで書いたことが出来ればほぼ特別な対策は必要ないと思います。

ただこれだけでは味気ないので書いておくと、

センター世界史では

都市を選ばせる地図の問題、

帝国の支配領域、

時系列順に出来事を並べる問題

などがよく出ます。

これらは一問一答的暗記だけでは答えられない問題です。

これは好意的に取れば、

センター世界史の製作者側からの

「一問一答的な暗記だけではなくて

色んな視点で世界史をとらえてほしい」

という受験生へのメッセージでしょう。

なので安定して9割程取りたいのなら、

一問一答的な暗記に加えて

知識と知識をつなげていく作業が必要になってくる

でしょう。

(逆に言えば8割取れればラッキーくらいのスタンスであれば、

センター用の一問一答をやりこんで

過去問を10年分くらいやれば簡単に取れると思います。)

東大世界史の対策

「大論述の考え方と対策法」でも書きましたが

東大の世界史の配点は恐らく、

各大問20点ずつで、

その点の取りやすさは第三問>第二問≧第一問

いう感じでしょう。

世界史で30点を切ると他の科目が著しくできる場合でないと、

かなり厳しくなってきます。

ですので30点は必ず取れるようにしておきましょう。

まず、第三問で5問くらいしか正解できない、

みたいな実力だと確実に30点を切ります。

(お恥ずかしい話ですが現役時は5問しか解けませんでした。)

第三問は皆稼いでくるところなので

ここで離されないようにしましょう。

最低でも14点くらいは取っておきたいところです。

(そもそも第三問の一問一答で4問以上間違う場合は

基礎的な知識が不足している可能性が濃厚で、

恐らくその適度の実力だと

第二問も第一問も半分も解けないはずです。)

第三問は必ず記述式で答えることになっているので、

そのことを意識して普段から手を動かして

単語や人名を覚えるようにしていきましょう。

漢字のミスは単語を覚えていなかったことと同じだと考えましょう。

実際、漢字ミスが大目に見られることは恐らくないでしょうから。

第二問、第一問に関しては

「記述形式の問題の考え方と対策法」

と「

大論述の考え方と対策法」

で説明したのでそちらを参照してください。

東大世界史全体に対してですが、

東大独特の形式で

必ず150分間で世界史+地理or日本史or倫理(?)

をやらなければならないので、

必ず

150分間で

一体何分間を世界史に使うべきなのか

を過去問演習や模試を通じて考えておきましょう。

あまり極端な時間配分は勧めません。

おススメの参考書(教科書)

・東京書籍世界史Bと山川世界史B

まあ基本的に教科書は何でもいいとは思うんですが、

なんか東京書籍の教科書は

明らかに東大の試験を意識しているような気がしてしまいます…(笑)

まあ私が意識しすぎただけかもしれないですが。

2つ教科書を持っておくと

2つの記述の違いから様々な出来事や概念に対する理解が深まります。

ただ、2冊目が無ければ無いで別に問題は無いとは思いますが。

・タペストリー

資料集です。

他の資料集を使ったことが無いので分からないんですが、

とりあえずこの資料集は本当によくできていると思います。

年表も見やすいし、地図も多いのでセンター試験に対応できるし、

何より最初の方の○○世紀の世界というページが本当に便利。

東大世界史でよく聞かれる同年代の世界の情勢を知るのに物凄く使えます。

・詳説世界史研究

これは参考書というよりも、とっても詳しい教科書という感じです。

使用方法としては浪人中に

なかなか分からない範囲について読み込むことで理解の助けにしていました。

ただ、基本的に教科書メインで学習をしていたため、

ほとんど使いませんでした。

受験で使用するにはかなりオーバーワーク感があります。

ただ受験関係なく教養のためとして持っておくのは良さそうです。

・センター攻略 よくでる一問一答世界史

この参考書は現役時、浪人時ともに使っていましたね。

この一問一答の良いところは

センターレベルに単語数が抑えられているところです。

他の一門一答だとやたらと単語数が多く、

なかなかやる気が出ないのですが、

この一問一答は必要なものだけをコンパクトにまとめてあるので

サクサク進めることが出来、それがやる気につながります。

特に東大入試では

私大で必要なほどの細かい知識は必要ないため、

このセンターレベルの一問一答くらいの知識が

丁度必要な範囲なのでかなり重宝しました。

内容的には十分です。

あとこの一問一答は問題文にも空欄があり、

単語を覚えると同時に重要な年代を覚えることが出来ます。

・詳説世界史論述問題集

色んな大学の過去問や改題を集めた問題集で、

時代別の問題とテーマ史の問題に大きく2分されています。

時代別の問題は例題と練習問題あわせて175題ほどあり、

テーマ史も40台ほどとボリュームは十分です。

また解説も丁寧に書かれており

問題のポイントが明確に提示されているので、

知識の確認としての記述問題の練習にうってつけです。

ところどころ解説が詳しすぎるところがありますが、

基本的には教科書に書かれていない部分については

必要ないと思ってやっていました。

ただ概ね解説は丁寧で良いです。

知識体系をつくるキッカケとなる問題が多く含まれている

という点でとても良い問題集でした。

この問題を解いて

自分でまとめノートを作って

それを復習していけばかなり力がつくと思います。

・世界史論述練習帳new

この参考書は実際に使用したわけでは無いのですが、

学校で配られたプリントの問題にこの参考書から引用した問題がありました。

また友人も使っており、少し見せてもらったのですが、

別冊?(見せてもらったのがかなり前のことなので記憶があやふやなのですが)

の短い字数で色々な問題の解答例が載っていたもの

が知識体系の構築に使いやすそうでした。

※問題集はかなり種類が沢山あるので

迷ったらなにか一つにエイっ!

と決めてしまう心がけが大切だと思います。

過去問演習をやる時もこの意識は忘れないようにしてください。

記述式の問題は

自分の知識体系を形づくるためのキッカケにすぎないですから、

問題集の質の高さよりも、

色々な問題を解いて

自分の知識体系をより広く、

濃くしていけるかが一番重要です!!

かなり長くなってしまいました。

ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。

世界史は大変だし辛いけどやれば必ず報われる科目です!

今回はかなり熱を込めて書いたので

、読んでくれた受験生の世界史の点が一点でも上がって、

無事に志望校に合格出来してもらえたら嬉しい限りです。

では。凡人。

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